APPELLES のボディローション

APPELLES(アペレス)は、ボディケアやヘアケア製品をネットや実店舗で販売しているオーストラリアのブランド。小売の他に、主にオーストラリアのホテルのアメニティを提供していたり、日本でも一部のホテルがアメニティに採用したりしているようです。なので、日本ではほとんど見かけないブランドです。

APPELLES で主に愛用しているのは、ボディーローションです。使っていていいなと感じるところを簡単にまとめるとこんな感じです。

<APPELLES のボディーローションのいいところ>

  1. 肌に塗るとスーッと馴染んでベタつかず、しっとりとした仕上がり
  2. 植物系原材料を使用しているのが伝わる癒やし系の香り
  3. 注文時に他の製品のお試しサイズのものを2つ無料で提供

ボディローションを選ぶときには、保湿してくれるけどベタつきがない質感と自然な香りを重要視します。過去に使用していた製品と比べて、APPELLES のボディローションはその質感が非常に良く、自分の肌には合っていると実感します。香りは日本の製品と比べると強めですが、長時間持続することはなく、上品な印象です。3番目のいいところは製品の品質とは関係ありませんが、小さめサイズの製品を2つも無料で試せるお得感が嬉しくて、普段買わないヘアケア製品やボディソープを試したりします。

そんな日本ではマイナーなブランドを知ったきっかけは、夫がオーストラリア出張中に滞在していたホテルにあったアメニティを持ち帰ってきたことでした。Aesop などのオーストラリア発祥のブランドは、自国の植物系原料を利用して質の高い製品を提供していますが、APPELLES もご多分に漏れず、最高級の認証済みオーストラリア産オーガニック原料を使用しているとのこと。ティーツリーやユーカリなど、オーストラリアには固有種の植物が多いのは留学時に知りましたが、APPELLES の製品にもふんだんに含まれているようです。

普段使っているのは、Vitamin B5 Lotion という名前の普通肌向けのボディローションで、シナモンやオレンジ、グリーン系の香りがします。ほのかな香りというよりは割と強めの香りですが、長時間持続するわけではありません。ローションの質感は、スーッと伸びて塗りやすく、塗った後は肌がしっとりして十分保湿してくれますが、ベタつきはありません。この質感が他のボディローションとは違うので、かれこれ4年ほど使用しています(冬は除く)。ベタつくのは避けたいけど、さっぱりした感じだと保湿されているのか心配な、若干乾燥肌の自分にはちょうどいい。

冬は乾燥しがちなので、同じ APPELLES の Sea Buckthorn Lotion という乾燥肌向けのボディーローションにお世話になる。このローションの香りは掛け値なしの森の香りなので、苦手な人もいるかもしれない。質感は Vitamin B5 Lotion よりも若干硬めだけど、塗りやすい。油分一辺倒ではなく、着実に保湿してくれるので、真冬の時期は手元にあると安心。

日本でも手軽に購入できるようになるといいなと願いつつ、今は APPELLES のオンラインショップで購入し、EMS で日本に送ってもらっています。セールの時期を見極めてまとめ買いすれば、送料くらいは節約できるかも。オンラインショップは日本語には対応しておらず、価格も当然豪ドル表示だけど、Google 翻訳などを活用すれば注文はできると思う。コロナ禍だと製品の注文から到着まで2週間程度かかるけど、荷物の状況をちゃんと追跡できるので、注文するたびに気長に待っています。

SOU・SOU

SOU・SOU は「新しい日本文化の創造」をコンセプトにして、京都を中心に展開しているブランドです。
このブランドの製品を初めて目にしたのは、息子の出産祝いにいただいた綿のカバーオール(製品名はややぐるみ)でした。
てぬぐいの生地で作られており、材質品質共に素晴らしく、肌触りも申し分なく、何より洗濯後すぐに乾くのが当時はとてもありがたかったです。

その後、知人友人の出産祝いやお子さんの誕生祝いには「ややぐるみ」や「こどもじんべい」を贈っていました。その頃ユニクロやZARAの服を着ていた自分には、SOU・SOU の着衣(きころも、という女性用和装)はお値段的に二の足を踏むことが多く、着こなせる自信もなく。なんとなく、お祝いの贈り物という認識でした。

そんな贈り物だった SOU・SOU にハマるきっかけになったのは、昨年2月頃から続いているコロナ禍です。その時期から、流行を追うにも身体のサイズが何かとネックになり、デザインは気に入っても着られるサイズがない、体型のせいでキレイに着こなせない、など残念な思いをすることが増えていました。家族全員で家に籠ることが増え、外出用にと買った春服の出番がほぼなくなっていました。もう、部屋着とか外出用とか気にせず、好きな服を着る、と決心?して、華やかな色で肌触りの良い外出用の SOU・SOU のワンピースを家で着たり、素敵なテキスタイルの麻の富士(サルエルパンツ風の独自デザインのボトム)で夏を過ごしたり。

SOU・SOU の商売でうまく乗せられてしまうのが、季節ごとの予約イベントです。春、夏、盛夏など、季節のタイミングで開催され、人気の商品だと予約開始後数時間で売り切れになるので、煽られる(笑)。で、上下一揃い、小物、ストールなど、商品を一通り予約すると、今度は商品が届くのが楽しみになる。届いて実際に手にすると、手持ちのアイテムとどう組み合わせるかとあれこれ考えたり、商品の素材や色出しを実際に着て体感したり、悲喜こもごも。そして、追加で別の商品が欲しくなったり、もうきりがない(笑)。完全に沼にハマっている。

SOU・SOU は、基本的には和装を提案するブランドなので、逆に言うと洋服が好きな人や着物などの和装に興味がない人には刺さりにくい。自分の地元で SOU・SOU の服を着ている人にすれ違ったことは、覚えている限りではない。地下足袋を履いていると、珍しいからか行く先々(美容院とか歯科とか)で質問されたりする。まあ、日本では実店舗が京都と東京にしかないので、知る人ぞ知るブランドなのだろうと思う。

地下足袋履きやすいのになぁ、と思ってふと Instagram を覗いてみると、#sousou好きさんと繋がりたい という、何やら熱そうなハッシュタグが。見てみると、SOU・SOU好きな皆さんのコーデや自慢のアイテム、手作りの作品などが綿々と続いている。沼にハマっているちょっと後ろめたい気持ちが吹き飛んで、そのハッシュタグに加わりたくなった。ああ、さらにハマりそうだ、とほぼ確信犯で日々の SOU・SOU コーデを投稿してみたら、お互い見知らぬ人同士なのに「いいね!」をたくさんいただいた。なんて平和なハッシュタグなんだ、と感謝して、ぼちぼち投稿を続けている。

Ana Luisa

Youtube のファッション系動画を見ていて、印象に残ったアクセサリーの情報が動画の概要欄に載っているのに気付き、まんまと衝動買いの罠にはまった。

気になって購入したアクセサリーのブランドは、Ana Luisa というニューヨークのブランド。オンラインのみの展開で、実店舗はまだなかった。アクセサリーを買うときはなるべく実物をこの目と肌で確かめたいのだが、仕方なく Instagram にアップされているキラキラした製品着用画像を半日観察。5つあるピアスホールのどれかに合うだろうと思い、失敗するリスクの低いピアスを2つ購入。

Suzanne
Suzanne2
Suzanne

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Suzanne_model
Cassie

どんな服装にも合わせやすく、日常使いにちょうどいいデザインで、価格も驚くほどではない。プチプラとは言えないけれど、数シーズンは普通に使えそうなので、外出時には活躍しそう。

ポチッとしてから1週間ほどたって、DHL で購入品が届いた。一定金額以上の購入で送料が無料になり、関税を含めた手数料が別途かかる。

Suzanne というジルコニアを使ったフープ状のピアスは、直径が1cmほどで内径は思ったより小さい。耳たぶの厚い人だと装着に手間取るかもしれないが、しっかりと耳におさまってくれて余計な隙間がない。耳の上の方のピアスホールに着けるとイヤーカフのような感じにもなるし、他のピアスとも合わせやすい。小ぶりなデザインだがしっかりとした輝きがあり、普段着でも晴れ着でも合う。

一方、Cassie という、アルファベットのCの形をしたフック状のピアスは、装着に慣れるのに時間がかかった。ピアスキャッチがなく、ピアスホールに引っ掛けるタイプで、ホールを通すのに四苦八苦。落ちにくさを考慮したのか、いわゆる軸が太めである。私の場合は、耳の一番下のホールには入らず、2番目と3番目のホールにねじ込めた(笑)。ねじ込むと、Cの形のピアスが耳たぶを包む感じになり、「どうやって耳に留まっているの?」と興味を引く見た目になると思う。一粒のジルコニアが美しく光って存在感があるものの、シンプルなデザインで他のピアスとも合わせやすい。普通のスタッズ型のピアスとは一味違う印象がほしい人にはお勧めしたい。

Ana Luisa でいいなと思ったのは、デザインと品質だけではない。このブランドでは、リサイクルされた金属を原材料にしており、材料の調達から製品が消費者に届くまでをカーボンニュートラルな工程で行っている。リサイクルされた資源で環境負荷をかけずに高品質の製品を作るのはどの業界でも簡単なことではないので、それを達成しているのは素晴らしいと思う。製品の見た目からはリサイクルされた材料を使っていることは全くわからない。単にデザインと品質が気に入り、納得できる価格で購入しただけで、環境負荷の低減にほんの少し貢献できるのはちょっと嬉しい。

プチプラでいろんな種類のピアスを揃えるのもいいけど、服と合わせやすくて個性が光るデザインのピアスを持っておきたい人には、Ana Luisa いいのでは?と思う。下記のリンクからページを訪問して購入すると、15ドル割引になるので、利用してもらえると嬉しい。

Ana Luisa

ピアスの他にも、ネックレス、リング、ブレスレットなど、多種多様なアイテムとデザインが揃っているので、品揃えを見るだけでも楽しめるはず。